双子

双子出産レポ!一卵性双生児の我が家の双子はこうやって生まれました!

2019年1月で我が家の双子は2歳になりました。

この2年間あっという間で、誕生日当日もいつも通りの毎日でした。
2年前を思い出す暇なんてなかったけど、いい機会なのでちょっと振り返ってみます。

当時の日記をもとにした帝王切開当日のレポート記事になります!

生まれたばかりの、数百グラムの小さな2人の写真もあるので、苦手な人は注意してくださいね。

まーこ
まーこ
2人は妊娠初期からどうも不安定で、妊娠19週の胎児スクリーニングで羊膜(双子を隔てる壁)が破裂していることがわかりました。その後双胎間輸血症候群を発症して緊急帝王切開で生まれました。

出産になったきっかけ

私の本来の出産予定日は4月28日でしたが、双子発覚後に予定日が3月31日に変更になりました。

それと同時に、帝王切開が決まりました。

しかし年が明けてすぐに双胎間輸血症候群を発症(進行)していることがわかり、関西では唯一手術ができる大阪母子医療センターに搬送。
このとき、妊娠25週に入ったばかりでした。

定期的に検査をしながら手術のリスクと胎児の生存率、場所的な問題を考慮し、手術ができなくなる妊娠26週に入ってから地方に帰りました。

まーこ
まーこ
双胎間輸血症候群の手術ができるのは妊娠16週以上、26週未満。
26週到達を待つ途中で急変した時のために大阪母子医療センターに入院したよ。

地方に帰った翌日の1月22日の段階で、胎児たちの生存率が一番高いところで生みましょうと、予定帝王切開はかなり前倒しの1月26日に。

妊娠26週で出産することが決まりました。

ところが1月24日に体調が急変し、2人は翌日に生まれました。

2017年1月25日

9:00 予定外の部長回診

看護師が私の異変に気付き、急遽部長回診が入りました。

9:30 緊急帝王切開決定

ミーティングの結果、夜間出産になった場合、スタッフが少ないので母子ともに危険だとの判断で緊急帝王切開が決まりました。

水分を摂ると麻酔が効きにくくなるので絶飲食開始。

手術は16:00、前後の手術をずらしてもらって割り込むとのこと。
それまでに手術室・医師確保~新生児集中治療室まで準備しますとのことでした。

生まれる赤ちゃんの数に合わせてスタッフが待機するんだけど、双子でもかなりのスタッフを手配しているようでした。

10:30 夫が到着

夫が到着。
羊水過多で胎児の心拍が取れなくなったこともあり15:00くらいまでは常時NST、MFICUから特別室みたいなところに移され過ごしました。

まだ妊娠26週なのに(羊水過多のせいで)腹囲は100cmオーバー、なんとか歩行はできるけどトイレに行くのは看護師が付き添ってくれていました。

単胎妊婦の臨月で腹囲90cm前後らしいので医師も驚いていました。

15:00 手術準備開始

手術準備といっても剃毛とルート確保だけでした。

張り止めのマグセントをやめると陣痛が始まる可能性があるので、手術直前までマグセント注入。
手術用のルートをとって準備完了です。

まだ実感などなく、羊水過多による苦しさでうんうんうなされていました(^^;

15:30 手術準備室に移動

手術準備室に移動し、洋服を脱ぐとバスタオルをかけられました。
こういう「手術」というものは初めての経験です。

白くてまぶしい準備室。
洋服を脱ぐと同時に手術台に移されました。
その台が電動で、ベルトコンベアみたいに横に動いてびっくりしました。

15:45 手術室に移動・麻酔投与

そのあと手術室に移動。
近未来的な空間に興味津々で運ばれながら周りを見回しているとたくさんのスタッフが。

待っていた医師は産科医1名、小児科医2名、麻酔科医1名、助産師2名、看護師2名、その他数名。

合計十数人というたくさんの人に囲まれてびっくりしていたら、突然横を向けられて「ちょっと痛いよ~」の声掛けのあとすぐブスッと腰に注射を打たれました←麻酔の前の痛み止めみたいなやつ

そのまま麻酔投与となり、不意を突かれたので「先生、痛いわ~」と言ったのを覚えています。

15:55 執刀医登場、帝王切開開始

すぐに麻酔が効き始めました。

足元のほうのドアがヴーンと開いて、両手手のひらを上に向けたあのポーズで執刀医が登場。
「まーこさん、妊娠26週5日、双胎間輸血症候群~、~、~、のため緊急帝王切開を始めますよろしくお願いします」

と挨拶をしてそのままスイーっとメスを入れられたようです。
急いでいるとはいえすごく早いのでびっくりしました。

姉妹、誕生

2人が生まれたのは手術が始まって約1分後です。

「え?もうおなか切ったんですか?」
と付き添ってくれているスタッフに聞いてしまいました。笑

 

2人はただでさえ小さいので、生まれたらすぐに処置をしないと死んでしまいます。

「妹ちゃん生まれましたよ!」の声で同時に「ふみゃー」と小さな声が聞こえました。

安堵で涙が流れた私でしたが、姉が先に生まれるんじゃないの?という疑問なんて持つ余裕はありませんでした。

後から聞いた話ですが、姉はすでに生まれていましたが仮死だったため蘇生処置を施されていたとのことです。
そのまま挿管されたので、姉の声を聞いたのは生まれて1か月以上経った後でした。

妹は生まれたときは呼吸しましたが、自発呼吸ができなかったためすぐに挿管、姉は蘇生後挿管、各測定などを経てその場で保育器に入りました。

とにかく先を急ぐので私の横には来てくれませんでしたが、手術室を後にするとき遠目で妹を見ました!

各保育器には助産師と看護師が2名ずつついて、NICUへの廊下の途中で夫と対面したそうです。

その時夫が撮った写真がこちら。

生まれたばかりの双子姉姉32cm・850g

生まれたばかりの双子妹妹34cm・900g

 

頭はオレンジ大、身体はグレープフルーツ大の小さな小さな赤ちゃんでした。
力が入らずだらっとしていますが、手術室からNICUへの移動中は人工的に酸素をもらいながら必死で生きています。

保育器の中でもドームに入っているは、体温を逃さないためです。

2人同時に生存する確率80%、まずは72時間生存を目標に集中治療が始まりました。

17:00 手術終了

普通の帝王切開がどのくらいの時間かかるのかわからないのですが、私は癒着胎盤のせいで後の処置にすごく時間がかかったため麻酔追加。

先生の話によると、とにかく羊水量と出血量、ダブルで多かったのでメスを入れた瞬間羊水と出血が噴水のように…だったそうです。

総量推定5,000cc。

一回の出産での出血は平均300cc、羊水は平均500ccなのでいかに大変だったのか伺えますね…もちろん私は見てはないけど、輸血の一歩手前だったそうです。

産後貧血で寝たきりになりました。

21:00 双子、精密検査終了

2人は生後手術室で緊急の処置を受けた後、NICUできちんとした処置を受け、検査に入りました。

時間がかかるので説明は21:00頃になりますと聞いていた通り、21:00に小児科医が病室に来ました。

2人とも、検査を受けた限りは四肢異常や脳出血などの疾患は見当たらないとのことでした。
でも肝心な生存し続けるということに関しては誰にもわからないので、スタッフが全力でサポートしますとの話でした。

2人の場合生後72時間が最も急変しやすいので、万全の態勢で臨みますと言っていただいて、寝たきりで起き上がれない私は病室で涙したのをよく覚えています。

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帝王切開を経験して感じたこと

帝王切開で出産すると帝王切開は楽だの、生んだうちに入らないだのという帝王切開あるあるの論争を聞いたことがある人は多いかもしれません。

また帝王切開で生んだからという理由で出産を受け入れられないママもいるようですが、子供の命がかかったら手段なんて選んでいられません。

確かに私も生んだ後そのような言葉をかけられたこともあるし、年子のほうが大変と言われたこともあります。
(これも年子VS双子育児はどちらが大変かのあるある論争ですよね!)

 

考え方は人それぞれなので育児が楽しいと感じる人もいればしんどいと感じる人もいて、帝王切開が楽だと感じる人もば大変だと感じる人もいます。
皆価値観は違うし、メリットデメリットもあります。

でもいちばん大切なことは子供が健やかで生まれてくることです。
そして自分が選択したことに自信を持つことです。

経腟分娩で生んでも帝王切開で生んでも母親になることに変わりはありませんし、自分が選んだ道をは胸を張って子供に言えたらそれでいいと思うんです。

本当は私は、最初帝王切開が嫌だったんですけどね…週数が進むにつれて自然と帝王切開を受け入れて、今ではなんとも思っていません。

経腟分娩であれ、帝王切開であれ、安全に赤ちゃんを生む方法ってないんですよ。
結果的に母子ともに健康であるというだけで、妊娠中はどんなトラブルが起こるかもわかりません。

なので私は2人にとって最良の方法で生むことができたことを誇りに思っています。
生む日が1日遅れたら2人は今ここにいなかったかもしれません。
新しい命が誕生することって奇跡なんですよね。

 

余談ですがトップに使った3Dエコー画像は、羊膜が破裂したあとの2人をピックアップしました。
膜がないのでぴったりとくっついています。

こんな風にずーっと仲良しでいてほしいなと思います。
毎日騒音レベルの喧嘩をして泣かせ泣かされ、本当に大変ですが!笑

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