健康

40歳で小脳梗塞になった夫。その発症から退院、予後の生活。

熱中症と脳梗塞の症状の違い、あなたはわかりますか?

「のどが渇いた」と感じるときにはすでに遅し。
のどが渇いたと感じる前に水分補給をしましょう!

まーこの夫
まーこの夫
僕は熱中症になりやすい体質でもあるんだよね。
わかっているけど何度も熱中症を引き起こしてしまう。
まーこ
まーこ
そんなわけで夏場は特に生活に注意をしているよ

今回は前回に引き続き、小脳梗塞についてです。
前回は脳梗塞を含む、小脳梗塞全般について紹介しましたが今回は夫の小脳梗塞発症の経緯と予後の生活について紹介します。

40歳で夫が小脳梗塞に|あなたの生活習慣は大丈夫?脳梗塞は血管の病気。私の夫はわずか40歳で小脳梗塞を患いました。幸い社会復帰できましたが、病気は突然です。あなたも生活習慣を見直しませんか?...

夫の小脳梗塞発症から退院まで

カルテと聴診器夫は2016年2月22日に小脳梗塞を発症しました。
小脳梗塞と診断がついたのは、なんと発症して1週間後の2月29日。
(うるう年でした)

3月1日に入院し、14日に退院。
そこから現在も服薬、定期健診を続けています。

まさか40歳で脳梗塞になるんだなんて、誰も思ってなかったし知識もなかったので当時は本当にうろたえました。

あれから3年、幸い再発はしていませんが、小脳梗塞をしたあとの生活はだいぶ変わりました。
3年を区切りに、当時を振り返りながら紹介したいと思います。

まーこ
まーこ
退院時にそろえた生活便利グッズの紹介もしています♪

小脳梗塞の前触れ、一過性脳虚血発作いっかせいのうきょけつほっさを起こす

発症当時、私たちは結婚して2年を迎えたばかりでした。

2月21日は夫が飲み会だったので18:00にお店まで送って、降ろした直後に一過性脳虚血発作が夫を襲いました。
夫がうずくまてっているなどルームミラーで見えるわけもなく、私は何も知らずに帰宅。

夫が経験した一過性脳虚血発作の症状
  • これまで経験したことのないようなめまい
  • 景色がぐるぐる回って、立つことができない
  • 数分でめまいはゆるやかに
  • その後10分くらい文字が見えず視界はチカチカ、フラフラ

相手がお客さんだったので律義に付き合い、帰宅したのは20:30(翌日仕事だったので)

この時にめまいの話を聞きましたが元気そうだったので気にはとめませんでした。

一過性脳虚血発作の9時間後、小脳梗塞を発症

小脳梗塞を発症したのはその夜、日付が変わって深夜3:00でした。
(それが発症だったと知ったのは、数日後の確定診断時でした)

頭が痛いと夫に起こされました。

その痛がりかたは尋常ではなかったです。

おかしいなとは思いましたが、まさか脳梗塞だなんて思わず、ロキソニンを渡して就寝。

小脳梗塞発症3日目、脳神経外科受診

朝になっても頭痛は治まらず、お昼に飲む薬はカロナールを持たせてみました。

でもカロナールを飲んでも全然よくならないと、ずっとズキズキしていると言われそこからなんかおかしいと感じ、症状をスマホで検索し病院を探しました。

特に理由はないけど、なんとなく脳だと思って脳神経外科を選びました。
でも翌日は休診日だったので、受診は翌々日になりました。

夫は病院が嫌いで、これまでほとんど受診したことがありません。
頭痛も放っておいたら治るととことん拒否されましたが、それにも勝るしつこさで無理やり連れて行きました。

救急ではなかったため順番待ちをしてCTを撮りましたが、実は特に怪しいところは見当たらなかったのです。

CTでは異常はないけど、念のためMRIを撮りましょうかと提案され受けることに。
MRIは予約制のため、さらに3日間待ちました。

その間は処方された肩こりの薬を飲んでみましたが何も変化はありませんでした。
だって小脳梗塞だったんですもんね。

小脳梗塞発症7日目、MRIにて確定診断

病院の通路夫の症状は頭痛以外なく一般外来で受診したため、MRIが小脳梗塞発症から7日後になってしまいましたが、先生は画像を一目見て言いました。

先生
先生
脳梗塞ですね、すぐに治療開始するのでこのまま入院してください。

私も夫も絶句。

日を追うごとにもしかしたら脳梗塞かもしれないって思うようになっていたけど、夫の症状は脳梗塞のイメージとはかけ離れていました。

激しめの頭痛以外は元気だし、食欲もあるし、麻痺もなく…心のどこかでは脳梗塞じゃありませんようにと思っていたんでしょうね、だからそう言われたとき言葉が出てきませんでした。

まーこ
まーこ
でも入院ごねたよね?
まーこの夫
まーこの夫
だって仕事がとてつもなく忙しい時期だったんだわ。

年度末だったので会社は夫なくして仕事が進まない状態でした。

結局翌日午前中に仕事をまとめて、従業員にだけ事情を話し13:00入院という段取りに。
(命がかかった状況で、こういうことはしてはいけません)

翌日13:00までにまた発作を起こした時の段取りを聞いて、その日は帰宅。
双方の実家に事情を伝え、遅くなったので買って帰ったピザを食べました。

夫はスーパーポジティブマンだけど相当ショックを受けているようでした。

この人長く生きられないのかな。まだ結婚2年、子供だってまだなのに。
でも不妊治療はもう終わりだな。

私はそんなことを考えていました。

さすがにその夜はほとんど眠れず、息をしているか時々確かめたことをよく覚えています。
まだ現実ではないような気がして、目が覚めたら夢だったらいいのになって思いました。

小脳梗塞発症8日目 入院

翌日朝。

まーこの夫
まーこの夫
そんな横にいなくても俺そう簡単に死なないってば!
まーこ
まーこ
職場が一緒なだけ!早よ片付けえ!

脳梗塞の治療は2週間の点滴がメインになるため、2週間は夫以外の従業員で会社を回す必要がありました。

各現場に夫の代わりになる従業員を配置、社長代理は私、夫は頭痛以外の症状がないためベッドで書類をすることに。

13:00に間に合わず病院から3回電話がかかってきて、15:00に夫と大量の書類を持参して入院病棟へ。
本当はこういうのはよくないのですが、会社経営の事情で無理をお願いしました。

まーこの夫
まーこの夫
何が大事かなんて比べられないけど、仕事は絶対。
まーこ
まーこ
従業員とその家族を背負っているので気持ちはわからなくもないけど、妻としてはすぐに入院してほしかったな。

 

治療は脳梗塞の特効薬t-PAが使える4時間を大幅に過ぎていたので、抗血栓療法という血栓を溶かす薬剤の投与を受けました。

点滴は24時間、1日のスケジュールは1時間のリハビリのみ。
軽症だったので急変さえなければ大丈夫、とのことでした。

入院14日間の生活と退院

夫は急性期治療専門病院に入院しましたが、重度の場合急性期を過ぎたらリハビリ専門施設に移ることになります。

簡単に書いていますが文字にすると小脳が腫れて浮腫んで、脳の中でパンパンになっていました。
この浮腫みが取れないと開頭もあり得るし、入院中も急変が十分に考えられる状況でした。

点滴には脳の浮腫みを取り除く薬剤と、血流を回復させる薬が入っていて、24時間2週間投与を続けます。

運動障害はありませんでしたが、体力を落とさないためのリハビリを行いました。

実は夫は右側の小脳を患いました。

大脳は左右どちらに梗塞巣と反対側の半身に影響が出ますが、小脳は同側の半身に影響が出ます。
小脳梗塞ではほとんど運動障害は出ませんが、運動失調は起こるので夫の右手握力は20もありませんでした。

運動失調は麻痺とは違い、協調性が悪くなるため意図した運動が円滑に行えなくなることをいいます。

夫が入院している間は16:00までに仕事を終わらせて毎日面会時間に通い、仕事の連絡をしました。

まーこ
まーこ
私は夫の仕事内容をすべて知っているわけではないので社長代理は正直大変だった。
毎日現場まで往復200km走ったし、会社には噂を聞いて電話してくる人の対応も。

入院患者はほぼ60歳以上で、症状も夫より重い人ばかり。
夫は現場を目の当たりにして、いろいろ考えることがあったようです。
ありがたいことに、後遺症も残りませんでした。(多分)

だけど私は退院した日がスタートだと思いました。
病院にいる間は24時間看護だけど、退院したら食事等私が管理しないといけないので正直プレッシャーだらけでした。

3月14日、所定の治療を経て退院。

脳神経外科を退院するときにそろえたグッズ

急変がなければ退院日は3月14日と決まっていたので、入院中に予後の生活に向けて購入したものがあります。

  • 血圧測定器
  • しおみスプーン
  • >脳梗塞についての書籍
  • 制限食レシピ本
  • 減塩調味料
  • 塩分1日10g以下(できたら8g以下)
  • カロリーを取りすぎない(1日2000kcalまで)
  • コレステロールを下げる(発症時LDLが135)
  • 中性脂肪を150mg以下に下げる(発症時368mg)
  • 卵は1日1個まで
  • 牛乳も1日200mlまで(それ以上飲まない)
  • 体重・体脂肪を減らす

 

特に塩分とコレステロール、中性脂肪を徹底してくださいとのことで、タニタのしおみスプーンを購入しました。
ワンタッチで液体の塩分濃度がわかるので、味見しなくても味噌汁が作れるというメリットも…!

小脳梗塞を起こして変わったこと

小脳梗塞を起こして変わったことは次の点です。

  • 時々躓くようになった
  • 物忘れがひどくなった・覚えていない

これに関して自覚はないようです。
どの部分に梗塞が起こるかや治療の効果で、症状や後遺症のあるなし・程度が変わるので、状態的なことについては実際に起こしてみないとわかりません。

脳梗塞が再発した場合早く気付くために、普段からよく夫の様子をチェックするようになりました。

まーこ
まーこ
物忘れや覚えていないことに関しては以前からもあったのですが、小脳梗塞を機に増えたような気がします。
  • 新たに生命保険に入れなくなった
  • 日常生活の私の負担が増えた(料理)
  • 通院が必要になった
  • けが(出血)に注意しなければならなくなった

夫は医療保険にがん保険を上乗せしていました。

義父が脳幹梗塞で他界したのは夫と知り合うずっと前だったので、きちんと保険を見直していなかったのも悔やまれますが…当然生命保険には入れなくなりました。

条件緩和型の生命保険はコストが高いことと、会社で経営者向けの生命保険に入っているので新たに入ることはやめました。

その後双子が生まれましたが、夫は学資保険にも入れません。

病気をしているとほかの薬の飲み合わせだけでなく、ほかの病気をしない心がけも大切になってきます。

通院に関しては薬を切らさないように絶対なので、仕事のスケジュールを確認して通院するようにしています。

毎朝飲んでいる薬(バイアスピリン)は血液をさらさらにする効果があるので、たとえ少しでも出血すると止血が困難になります。

そのためけがをしないように気を付けなければなりません。
(猫に引っかかれたりという些細な怪我も注意)

 

また私のほうでは制限食を作るという負担が出てきました。
もともと料理は好きでしたが、制限食を作ることは苦痛です←本音

制限食って普段の料理みたいに「目分量」ではよくないのです。
それに味気ない。

もちろんおいしく食べられるレシピはたくさんあるけれど、脳梗塞になるまでラーメンや揚げ物を好んで食べてきた夫にしたら何の楽しみもない、という結果に。

まーこ
まーこ
当時はこんなもんいらんとか味がない、二度と食べん…どちゃくそ言われて私も疲れたし、それでも私が頑張らないと夫の脳梗塞が再発するというプレッシャーもあり、、いろんな意味で夫婦関係はよくなくなりました。
  • タバコをやめた

これに関しては良かったと思います。

夫はやめるやめるといいながら隠れてこそこそ吸っていたので、小脳梗塞をしてもやめられないのなら今後の生活に関しては考えさせてくださいと言ったのが効果的だったかも?

それくらい、タバコは身体をむしばみます。
病気リスクも非喫煙者と比べるととても高いので、禁煙をおすすめします。

小脳梗塞・予後の生活

退院5か月後に私の妊娠がわかりすぐにつわりに入ったので、正直退院後半年くらいしか栄養管理などは徹底していません。

喉元過ぎれば熱さを忘れる…のでしょうか、比較的軽症だったのもあって、夫はだんだん不摂生をするようになってしまいました。

私の妊娠生活は安静や入院がほとんどだったので放置したのも悪いですが、通院と服薬は徹底しました。

 

退院後は毎月1回の通院に加えて、3か月ごとにCT検>をし、半年ごとにMRI検査と血液検査をしています。
夫は頭痛持ちでもあるので、その頭痛が肩こりなのか片頭痛なのか、区別がつきません。

しかしこれまでの3年間、小脳梗塞を発症した時のような激しい頭痛は幸いにも起こっていません。
現在はなるべく減塩や低脂質を心掛けた料理をするように、生活を送っています。

再発する病気への覚悟

手をつなぐ4人の家族夫が入院して自宅にひとりぼっちになったとき、ようやく夫が脳梗塞をしたという実感がわいてきました。

その日から3日間くらいは泣き続けました。
まだ夫のことが好きだった頃なので←

脅しじゃないけど、いつ急変してもおかしくはない…それくらい深刻な状況でした。

そこで私が始めたのが、このブログの前身となるアメブロでした。

その日何をしたか、どんなことを感じたか、書き留めようと思って闘病記録を始めました。

夫は幸い笑顔で病院を後にすることができましたが、小脳梗塞をした原因が生活習慣の悪さだったので、病院からは細かい指導を受けました。

それでも夫が頑張ったのは半年間だけ、確かに制限された食生活はまだまだ若い夫にとってはかなり厳しいものだと思います。

今夫の小脳梗塞が再発していないのはただただ運がいいだけだと私は思っています。

入院した時義母には、まーこさんがいてくれたから息子は助かったと言われましたが、健康でいるに越したことはありません。

今後まだ40年ほどある人生を考えたら、これからが勝負。

おいしいものを食べて趣味を楽しむ老後を実現するには、小脳梗塞を再発させないことが大切です。

まーこ
まーこ
私は介護をしたくない。

↑ここ重要

私だって自分の人生を楽しみたいし双子も小さいので、生活を共にしている以上勝手なことは許しません~!

 

とか言いながら、覚悟はしています。

もしかしたら今日ただいまって帰ってこないかもしれない。

明日からまた入院に付き添う生活が始まるかもしれない。

生きている夫には二度と会えないかもしれない。

いろんなことを考えて毎朝送り出して、さすがに3年も経てば覚悟はできました。

私がいくら頑張っても本人にその気がなければ生活習慣が変えられないことも分かっているので、そうしたら私は覚悟しなきゃいけないじゃないですか。

女性はドライでもあるし、現実的でもあるなあと思いながら、ブログを書いています。

夫が小脳梗塞になったことで私たち家族の将来は随分考えることが増えましたが、このまま再発しないことを願って生活するばかりです。

皆さんも健康には十分気を付けてくださいね。

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